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天才とハンデの裏側

(Wed)

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乙○さんが浮気をして開き直り、献身的に尽くして3人もの子どもを育てている妻を二重三重に苦しめ、離婚に至った時、ふとホーキンズ博士を思い出した。同じように「人間」としての尊厳を死守してくれる環境にいながら、天才故の我が侭か、多大な福祉や義援金に妻が惚れているのではないかという疑いと、妻は尽くして当たり前という傲慢さ。どこかで被害者意識が捨てられない。健常者への怒りと葛藤。それを妻へ投げてしまったのではないかと思ってしまったのだ。
ホーキンズは何故この映画製作を許したのだろうか。
内容は博士が生きている頃の愛の物語で、いまから真実が明かされるかもしれないが天才のプライベートはさほど興味がない。ご冥福をお祈りします。